ばあばはだいじょうぶ

作:楠章子

絵:いしいつとむ

出版社:童心社 絵本・ちいさななかまたち

つばさは学校から帰ると、まずお婆ちゃんの部屋に行きます。

そして学校での出来事を聞いてもらう。

ママに叱られたときもお婆ちゃんのへやにいきます。

ばあばはいつもつばさに「だいじょうぶだよ」って言って頭をなぜてくれるのです。

そんな優しいばあばでした。

始まりは犬のココに一日何回も餌をやることから始まったのです。

そして同じ質問を何回もするようになり、隣の庭の花を取ったり、枯葉でお茶を入れたりと善悪の判断もつかなくなってしまいます。

つばさはばあばの部屋に行くことを辞めてしまいました。

庭の水たまりに氷の張った日ばあばは家から居なくなってしまいました。

しかも、裸足です。

お母さんは上着も着ず飛び出して行きました。

この絵本は認知症と向き合う事をテーマに書かれています。

私は、お姑さんと・父親・義理の姉と重なってしまいます。

三人とも症状は様々でした。

お姑さんと父親は見送りました。

義理の姉は認知症対応の施設入所しています。

介護をしたいという思いと行動はかけ離れて、自己攻撃も随分しました。

しかし絵本に出会ってそんな自分も芯から許すことが出来ています。

現在介護をされている方、これからされる方、頑張らない介護をしてほしいと思います。

認知と共に生活している姉に思いを寄せて読みました。

認知症の現状が理解できる絵本です。

読み手が夢中になってしまいそうな絵本

のせてのせて

作:松谷みよ子 あかちゃんの本

絵:東光寺啓

出版社:童心社

まこちゃんが赤いかっこいい車を運転しています。

すると”のせて のせて”とウサギさんがきます。

まこちゃんは、ウサギをのせてはやいですよ~ ブーブーと爽快そうに走ります。

そして熊さんやネズミさんものせてのせてとくるのです。

全体的にリズム感がよくて

特に最後のほうの真っ黒な絵本のなかはトンネルに入った気分です。そしてリズムよくトンネル・トンネル。 まっくら・まっくらのあたりは気分は最高です。

まこちゃんの車に乗ってトンネルの中を抜ける気分で読みました。

読み手が夢中になってしまいそうです。

今を大切に生きようと考えれる絵本

だいじょうぶだよ、ゾウさん

さく:ローレンス・ブルギニョン

え:ヴァレリー・ダール

やく:柳田邦男

出版社:文溪堂

幼いネズミと年おいたゾウのお話です。

ゾウは死期を悟りネズミに「もうすぐ遠い国に行ってもう戻らない」と言います。

しかし、幼いネズミには理解出来ません。

その後何年か一緒に生活するうちに、ネズミも成長し段々ゾウが老いていくことがわかります。

ゾウの為に一生懸命尽くします。

しかし、ゾウの体調は良くありません。

ゾウを失いたくないネズミでしたが、とうとう心の準備が出来たようです。

 

最初のページをめくると

私の祖母と母へ

ーヴァレリー・ダール

 

どんなことにもひるまないで生き、

とりわけあの世への旅だちをおそれなかった母へ

ーローレンス・ブルギニョン

と書かれていて沢山大切な家族を見送った私は読む前から涙腺が緩みそうになりました。

幼いネズミがゾウの死を受け入れたくない状態から、身体も心も成長し死を受け入れる事ができる過程が絵本から伝わってきました。

そして、今を大切に生きようと考えました。

 

 

”あたしも病気になりたい”の絵本を見つけた時、内容も分からないのに購入してしまいました。

病気になりたいと思った最初の記憶にあるのは中学生の時(おそらく)でした。

自己主張出来なかったのでお友達にストレスを抱えていました。

だから時々病気になったら学校を休めると思っていました。

でも簡単に病気にはなりませんでした。

やっと病気になった時は、病気を楽しむ余裕なく早く良くなりたいと思っていたと思います。

この絵本読んで中学生時代を懐かく思いだしました。

でも健康生活一番ですよね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あたしも びょうきに なりたいな

さく:フランツ⁼ブランでベルク

え:アリキ⁼ブランでベルク

やく:ふくもとゆみこ

出版社:偕成社

エドワードが病気になりました。

母さんはご飯をベッドに運んでくれます。

お父さんは、熱が下がるように冷たいタオルをあててくれます。

お婆ちゃんは本を読んでくれます。

それを見ていたエリザベスは「あたしも びょうきに なりたいな」

と思うのです。

そして、エリザベスも病気になりました。

病気になったエドワードが家族から大切にされるのを体験した時の心模様が伝わってきます。

病気になってわかること。

それはやっぱり健康が一番ですよね。

 

 

 

思いっきり笑える絵本

笑っていますか?

笑っている時間はありますか?

私って笑っていない時間が多いなぁ~と思います。

笑ってないなぁ~と思った時お勧めの一冊です。

おかしいから笑う。

笑うからおかしい。

どちらでもOK

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

へんなかお

さく:大森裕子

出版社:コドモエのえほん

ねえねえみててね

と熊さんのへんなかおが出てきます。

そして、シマウマ・カエルと次々と変なかおが出てきます。

笑いは幸せへの入り口です(^▽^)/

最後のページには鏡もついていますので、思いっきり変な顔して笑って欲しい絵本です。

フェイスブックのお友達から行方不明の犬や猫の投稿をみます。

このあむの絵本を読むといつも、元気に飼い主さんに戻りますように願わずにはいられません。

さく:小風さち

え:山口マオ

出版社:福音館書店

あむは黒い犬です。

かっちゃんと散歩に行った時、イン シャララ イン シャララと聞こえてくる音を波の音だと教えてくれます。

そして、今度海まで散歩しようなと言ってくれました。

所が、次の日

友達が海に行こうと自転車でかっちゃんを誘いにきます。

そしてあむはお留守番です。

海ってなんだろう。

かちゃんはどこだ!

ちょっと切なくドキドキしました。

最後はホットします。

全ての犬猫が命あるもののが、それぞれの状況で幸福であることを想いながらの投稿です。

命あるものの幸福を想う絵本

IQ・EQが上がる絵本読み聞かせ講座キャンペーン

3つの特典付きです。

待ちに待った子どもの脳と心がぐんぐん育つ絵本の読み方選び方が出版されました。

3月22日に発売になって、Amazonで売り切れ続出とか、韓国。中国から翻訳出版依頼とか、その反応のすごさにびっくりです( ゚Д゚)❣

その内容は

絵本の読み方の魔法のメゾットが書かれています。

それは、読めばすぐ実践できます。

そして、絵本はなぜいいの?

絵本よりゲームが好きだけど何とかしたいと考えている方。

読み聞かせでのノウハウや、困った事をスッキリ解消してくれるQ&A等々盛りだくさんの内容です。

さてさていよいよ3つの特典です。

出版記念特典:子どもの脳と心がぐんぐん育つ絵本の読み方選び方の書籍購入様

その1

心が育つIQ絵本体験講座が通常3300円(税込み)がなんと半額の1650円(税込み)

絵本de英語体験講座通常3300円(税込み)がなんと半額の1650円(税込み)

その2

この本の著書である理事の選んだ特選絵本のプレゼントがあります。

その3

スペシャルゲストオンライン講演会視聴権利獲得  4月18日

おまけ付き?

本の最後には年齢別絵本リストがあります。

絵本はどれも良いものです。

でも特別に良い絵本はあります。

そんな特別絵本リストが載っています。

☆☆☆☆☆

お申し込み方法

子どもの脳と心がぐんぐん育つ絵本の読み方選び方本の中に折り込みチラシがあります。

このチラシにQRコードがありますのでそちらからお申し込み出来ます。

講師名濱崎福美でおねがいします。

Zoom&対面どちらでも対応可能です。

日程は出来るだけ調整させて頂きます。

あなたとの出会いに感謝いたします。

IQ・EQが上がる絵本読み聞かせ講座キャンペーン

先日、お知り合いの方がお子様を連れて遊びに来てくれました。

狭い我が家を駆け巡り

ふと私の部屋の絵本棚の前に立ってこのイチゴの絵本を出したので、抱っこしてよみました。

いちご

文・絵:こがようこ

出版社:大日本図書

イチゴが一粒

ページをめくるとイチゴがふた粒

またあった❣

その次のページ

いちごとそのイチゴのヘタの絵を見て、ヘタを指さして何やら私に話しかけてくれました。

まるで「食べていい?」と聞かれたような。

うんと言って頷きながら次のページを開けると

もう顔いっぱい絵本に近づき美味しそうに絵本のイチゴを食べました。

楽しそうに。

食べ終わると顔を挙げてくれます。

そして

次のページももう夢中で食べてくれます。

本当に美味しそうなイチゴです。

その後も次から次へと絵本を持ってきてくれてキャッキャと笑ってくれました。

この子が絵本で、こんなに夢中になるとはとお母さんもびっくり❣

私は、お子様の可愛さに癒されながら絵本の魅力を改めて感じました。

こんなに夢中になって美味しさをを体感させてくれる絵本です。

 

たなからぼたもち

さく:くすのきしげのり

え:澤野秋文

のんびりやで怠け者のあまたろうは、ぼたもちやの息子です。

一向に働かないあまたろうに父親は「おまえ、 働かないでこの先どうやって暮らしていくつもりなんだい」

と聞くと

なんと、あまたろうは「ははは。おいらが働かなくても、とっつたんが働いてくれるじゃないか。とっつたん、どうか無理をしないで元気でいておくれ」というんです。

とっつぁんは情けなくなり世の中に棚からぼたもちってことはないと言いますが、

この棚からぼたもちの”ことわざ”にあまたろうが反応したことで、とっつたんは、あまたろうの人生を変える仕掛けをしたのです。

この仕掛けに心を動かされました。

そして思うのです。

人生を変えるえほんみらいの仕掛けに乗った私です。

絵本講師となって学びの中であまたろうと同じように大きく人生が変わっています。

人生を変える仕掛け人がいると思える絵本

 

伝えれば分かってくれると思える絵本

お友達とZOOMでお勉強会&息抜き&癒しの時間でペットの話にになりました。

どちらも方も犬で

お一人は19年目でご自分の手の中で最後のお見送りをし悔いがないとのこと。

お一人は13年目でご健在だそうです。

お二人のお話をお伺いしながら我が家のダックス君の懐かしい思い出に浸っていました。

我が家に来て間もないころ、一斤の食パンの柔らかい中身だけ食べていたこと。

その時のまんまるのお腹・出血した事・ふらふら歩きした事・嘔吐した事・ヘルニアになった事・堤防から落下した事・そして何よりも短い足で飛び跳ねる元気な可愛い子だったなど走馬灯のごとく思いだしていました。

沢山の癒しに感謝しながら読んだこの一冊。

そうだね。そうだよね。と一人頷きながら何回も何回も読みました。

 

 

ずーつと ずっと だいすきだよ

えとぶん:ハンス・ウイルハム

やく:久山太一

出版社:評論社

エルフィーの事を話します。

エルフィーは、世界で一番素晴らしい犬です。

エルフィーとぼくは、一緒に大きくなった。

年月がたって、僕の背が伸びる一方で、愛するエルファーは太って動作も鈍くなった。

そしてある朝・・・

エルフィーと少年と家族の暖かい関係を感じることができました。

気持ちを伝えることって大切だなぁ~と改めて感じました。

伝えれば分かってくれると思える絵本

 

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