カウンセリングルーム びんすが施す催眠療法(ヒプノセラピー)を物語風に説明します。

顕ちゃんも潜ちゃんも、とても嬉しく晴れ晴れした気分です。

よく解る催眠療法(ヒプノセラピー)

人間の意識には意識(顕在意識 10%)と無意識(潜在意識 90%)があることは、ご存知の方も多いと思います。ヒプノセラピーでは催眠という手法を使って潜在意識(無意識)にアクセスをします。
潜在意識の特徴として
①現実と非現実の区別ができない②素直③繰り返すと現実になる。と言われており、催眠状態で暗示をかけることによって癒しを受け入れたり、さまざまな効果を得られます。
今回はそんなヒプノセラピーをわかりやすい形で表現してみました。


顕在意識の顕ちゃんと潜在意識の潜ちゃんは仲の良い兄弟です。顕ちゃんは利口で正義感があります。潜ちゃんは素直に何でも受け入れます。顕ちゃんは素直な弟の潜ちゃんが可愛くて、潜ちゃんとの間に鍵をかけて否定的感情から潜ちゃんを守っています。


ある日、否定的感情の怒り君がやってきました。
顕ちゃんは守ろうとしましたが、あまりにも強くて、大きかったので守れませんでした。

そして、怒り君は潜ちゃんに入ってしまいました。
潜ちゃんは怒りを受けとりました。
怒り君は潜ちゃんの中に住みついてしまいました。
それ以来、顕ちゃんも潜ちゃんもなんだか時々腹が立って嫌な気分になっています。


ある日催眠の催美ちゃんがやってきました。
顕ちゃんも潜ちゃんもとても気持ち良くなりウトウトしていました。気持ち良さだけが兄弟を包み込んでいました。
催美ちゃんは優しく鍵に近づきました。
催美ちゃんのかける呪文に鍵は外れてしまいました。


暗示の暗ちゃんが来ました。暗ちゃんは顕ちゃんと潜ちゃんに優しく、優しく語りかけました。
『怒り君は怖くないよ。本当はね、怒り君の力を借りて感謝することの大切さを伝えたかったのよ。顕ちゃんも潜ちゃんもこれからは肯定的感情を一杯感じて生きていけるよ。』
と伝えてくれました。
そして、催美ちゃんは帰っていきました。


催美ちゃんは怒り君に会いに行きました。怒り君は催美ちゃんと話し合いました。そうすると、なんだか心が温かくなりました。怒り君は催美ちゃんに癒やされました。
気がつくと怒り君は、いつも感謝の気持ちを持っていたことに気づきました。


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