優しい心が伝わる絵本

森に動物のお医者さんのロットさんがいます。

一番の患者さんはオオカミのガルーです。
クリスマスが近づいてきたのでガルーはロットさんにプレゼントしようと考え、冒険とも思える行動に出ます。

しかし、力尽きてしまいました。

この絵本はロットさん家族とガルーの心温まるお話です。
ガルーはちょっとドジってなっていますが、優しい思いが目立っています。

優しい心が伝わる絵本です。

ガルーからのおくりもの
作:葉月きらら
出版社:サンパウロ

エリックの大好きなじいじは道で心臓発作で死んでしまいました。

死んだじいじがどうなるパパやママから聞いてもピンときません。

じいじのお葬式の夜エリックの部屋のタンスの上にじいじが座って、暗闇をぼんやり見つめていました。

この世に忘れ物があると人はお化けになると、お化けの木という本に書いてあります。

でもじいじは何を忘れたか思い出せません。

そこでエリックと一緒に探します。

その忘れ物それは大切な事でした。

死は避けて通れない事です。

死について書かれていますが絵本なので絵も言葉も優しいです。

読んでいるとじんわりきます。

死のイメージが伝わってくる絵本です。

おじいちゃんがお化けになったわけ
文:キム・フォップス・オーカソン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木晃子

#おじいちゃんがお化けになったわけ #絵本講師

沢山の知りたいを感じる絵本

大きな世界の中で知っていることは、ほんのの砂の一粒より少ないと思う事がよくあります。

この絵本は子グマちゃんがお母さんグマに日常の不思議を沢山質問します。

どうして どうして太陽はあっちもこっちも明るくしちゃうの どうして

そんな質問されたらどう答えますか?

お母さんグマさんは「それはね、子グマが一日一杯遊べるように明るくしているのよ」と答えてくれます。

こうやって答えてくれると、また聞きたくなると思います。

質問することの大切さが分かるし感じる心を育ててくれそうですね。

沢山の知りたいを感じる絵本です。

 

どうして どうして

文:トニー・ミトン

絵:ポール・ハワード

訳;アーサー・ビナード

出版社:小学館

#どうして どうして

#大人こそ絵本

#絵本育児

昔100年ほど前に、カナダであった本当の話だそうです。

アントニオ・ウイリー・ジローさんはは、この絵本の作家であるベレッカ・ボンドさんのお祖父さんだそうです。

アニメとかではこのような事を題材にして作られている作品があります。

自然界の暗黙のルールなんでしょうね。

5歳のアントニオが住んでいたのは森に囲まれた小さなゴーガンダというところです。

そこでお母さんはホテルをやっていました。

アントニオの友達と言えば、ホテルの従業員や森を相手に仕事をする様々なお客様です。

一人で森を散歩することも好きです。

ある夏の日、森が火事になりました。

逃げるところは一か所だけです。

自然界のルールが学べる絵本です。

 

森のおくから

作;ベレッカ・ボンド

訳:もりうちすみこ

#森のおくから

#大人こそ絵本

気持ちが豊かになる絵本

森の奥に一本不思議な木があります。

季節に関係なくそこの木の周囲は緑の草と花が咲いています。

動物たちは疲れたり傷つくとこの木に癒しに来ます。

そんなところに欲望の強い植物学者がやってきました。

植物学者は木の洞に腰を下ろし思い浮かべました。

この木の事を発表して一躍世界中から注目させる学者になった自分の姿を。

そんな欲望の強い植物学者をも、この木は受け入れて休ませてくれました。

名声やお金で得る事の出来ないものがあることを感じます。

是非大人の方に読んで欲しい絵本です。

気持ちが豊かになる絵本です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この絵本はEVERY絵本オンラインサロンで毎月送ってくれる絵本です。

EVERY絵本オンラインサロンからの絵本は、毎月・毎月素敵な絵本との出会いをさせてくれます。

オンラインサロンの企画も素敵です(^▽^)/

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あたたかい木

作:くすのきしげのり

絵:松本春野

出版社:星の環会

#あたたかい木

#大人こそ絵本

母親の子どもに対する慈しみが全ページから伝わってきます。

アメリカで超ベストセラー。

日本でも毎月10000人に読まれていると帯に書かれていますが素直に感動します。

親が子どもに対する気持ちです。

生まれたばかりのわが子を抱きながら

アイ・ラヴ・ユー いつまでも

アイ・ラブ・ユー どんなときも

私が生きている限り

あなたはずっと私の赤ちゃん

と2歳になっても、9歳になっても、ティーンエイジャーになっても繰り返されます。

そして子どもは大人になります。

大人になっても母親の慈しみは変わることはありません。

 

終盤のページを開ける頃には

・・・

想いながらつい涙腺が緩んでいます。

母親の子どもに対する慈しみが感じられる絵本

 

 

ラブ・ユー・フォーエバー

作;ロバート・マンチ

絵:梅田俊作

訳:乃木りか

#ラヴ・イズ・オーヴァー

#絵本育児

#大人こそ絵本

くじけそうになった時読んで欲しい絵本

何回読んでもグングンくる。

自分にとっての鬼はだれか。

自分は誰かのために鬼になれるか。

深いなぁ~って思います。

 

くじけそうになった時読んで欲しいです。

この絵本は南海キャンディーズしずちゃん作・絵です。

文章も絵もド迫力満載です。

2007年にボクシングをはじめ、日本オリンピックの強化選手になりました。

その時の鬼コーチとなった梅津正彦さんとの交流を描いた自伝所的絵本です。

コーチの言葉に押しつぶされそうになりながら頑張りぬく姿

もうコーチの顔もみたくない!

嫌い!

いなくなっちゃえば! と。

・・・・・・・・・・・・

そして、いなくなったその後の空虚感

いなくなってわかる本当の気持ち

くじけそうになった時読んで欲しい絵本です。

このおに

作:山崎静代

出版社:岩崎書店

#このおに #南海キャンディーズ #絵本育児

#大人こそ絵本 #EQ絵本講師

小さな行動も毎日の積み重ねが結果を出すと思える絵本

この絵本は中国の絵本です。

水墨画の手法で書かれた絵も壮大さを感じます。

3つの高い山に囲まれた谷間に住む家族がいました。

おばあさんと夫婦がいます。

ある日大雨が降ってがけ崩れが起きました。

村の畑はその被害に遭い村人たちはこの谷を離れました。

しかし、この三人には山のむこうに畑が残っていました。

そして、もうすぐ赤ちゃんが生まれそうだったので村に残りました。

がけ崩れの3日後に赤ちゃんは生まれました。

名前はサンです。

お母さんは毎日サンを背負って山を越え畑へ向かいました。

「ああ、この山さえなければ・・・」というため息をサンは聞いていました。

母親は疲れがひどくなり、父親も力なく座り込んでしまいました。

そんな様子をみたサンは

「僕が山を動かしてみせる」

というのです。

そして次の日から行動するのです。

小さなサンにとって高い山はとてつもない大きさです。

そのサンの親を思う気持ちが行動に結びつき大きな力になっています。

感動のシーンが出てくると、思わず力が入ります。

小さな行動も毎日の積み重ねが結果を出すと思える絵本です。

ちいさなサンと天の竜

作:チェン・ジャンホン

訳:平岡敦

出版社:徳間書店

#ちいさなサンと天の竜

#絵本育児

#大人こそ絵本

#EQ絵本講師

寝る前のママと僕の会話です。

あのね昨日の夜 うんと夜中にかわいい子が来たんだよ

トントンてドアをノックして

ママは関心を示してどんな子供かどうなったか聞きます。

 

その子は よるくま という名前で熊の子です。

ママを探しているということなので、一緒に探しにいくのです。

あちこち探しますがいません。

そこで、もしかしたら家に帰っているかもしれないと家も探しますがいません。

くろくまは泣きだしてしまいます。

その涙は真っ黒。

そして次のぺージは真っ黒です。

助けて~

 

ママが僕の寝かしつけに僕の話をじっくり聞いてくれています。

読んでいてとても安心感で癒されます。

ママの優しさが分かる絵本です。

よるくま

さく:酒井駒子

出版社:偕成社

#よるくま #絵本育児  #大人こそ絵本 EQ絵本講師

普通が良いと思える絵本

マカロン夫婦は子どもストア子どもえを求めて行きました。

このストアには様々なタイプのこどもがいます。

マカロン夫婦完璧な子供が欲しいと要求しました。

名前はピエールです。

ピエールはマカロン夫婦にとって、満足できるこどもでした。

ところがある日、学校から帰ってきたピエールは”もうぼくいやだぁー‼︎”
と言ったのです。

完璧なこどもが癇癪を起こす その理由は?

この結末最高です。

やっぱり普通が良いと思える絵本です。

かんぺきなこども
作:ミカエル・エスコフィエ
絵:マチュー・モデ
訳石津ちひろ
出版者:ポフラ普通が良いと思える絵本社

#かんぺきなこども #絵本育児 #大人こそ絵本 #EQ絵本講師