大人も子どもの、うつを学んで乗り越える事が学べる絵本

心の病気は他人の心の目には見えません。

その為に多くの誤解が生まれてしまいます。

家族に心の病気の人がでると、どのように声掛けしたらいいか分からず困ってしまいます。

(´;ω;`)ウッ…  (´;ω;`)ウッ…

元気になって欲しいと励ましたり、元のようにしっかりして欲しいと怒ってしまうときもあったりします。

この言葉がけをしてはいけないと理解しても、家族も分からないのです。

特にお子様は”自分がいい子にしてなかったから”と罪悪感を抱えこんでしまうときもあります。

😢  💧  😢

こんな問題を気持ちを盗むモンスターとして表現しています。

👻  👻  👻

5歳の女の子のリケと赤ちゃんとパパとママの平和な4人暮らしの家庭です。

そんな所に

うつモンスターがやってきました。

このモンスターという表現はお子様にもイメージがつかめやすいなぁ~と思います。

リコは朝起きてこないママの部屋にいきます。

そして、元気のないママをみて

ママは”リコの事怒っているのかな”

と思ってしまいます。

ママもパパも、病気の事をリコには教えてくれません。

幼稚園へは隣の人が送り迎えしてくてました。

 

少しママが元気になった時

ママが、気持ちをぬすむモンスターのことを教えてくれて、リケは安心します。

パパは赤ちゃんのお世話とご飯を作ってくれます。

そんなパパも時々機嫌が悪くなる時があります。

そんなパパにリケが一言。

ママからモンスターの説明を受けたからこそ言えた一言です。

大人も子どもも、うつを学んで乗り越える事が学べる絵本です。

うつモンスターがやってきた

ままどうしたの

原作、絵:エルドーム・フォン

訳:みやざきなおみ

ラグーナ出版

死のイメージを子どもにも大人にも優しく語りかけてくれる絵本

ある日、お爺ちゃんの家に、ほわほわ白くて小さくて、とても可愛いお客様がきました。

⛅ ☉ 🌬

このお客様はランタンのような火を持っています。

そうです。

道案内の使命をもったお客様です。

「とうとう来たね、待ってたんだよ!」
とお爺ちゃんは大喜びです。

そして、お爺ちゃんは旅の支度をはじめました。

さてさて、お爺ちゃんはは初めての事ですので心配がいっぱいです。

お金も食べ物もいらないと教えてくれるのに持っていきたいと荷造りします。

そして、この世の思い出もしっかり持って旅立っていきました。

死のテーマの絵本も沢山ありますが、死後の世界に明るい期待感が持てます。

死のイメージを子どもにも大人にも優しく語りかけてくれる絵本です。

 

作: ソ・ヨン
訳: 斎藤 真理子
出版社: 小峰書店

お子様の食べず嫌い偏食にお悩みの方に届けたい絵本

妹はまだ小さくて手のかかるやつなんだ。

👧 ✋ 👨

パパとママは妹の面倒をちゃんと見てあげてね。

とか、ご飯を食べさせておいてね。って出かけちゃう。

それって本当に大変!

何故って妹は

ニンジンはウサギの餌

🥕 🐇  🥕

豆?チンチクリンだし ゲッ❕

といって食べません。

嫌いな食べ物が沢山あるのです。

そこで、お兄ちゃんは考えました。

例へば人参は

「はるばる木星から届いた”枝みかん”だ」と。

作戦成功です(⋈◍>◡<◍)。✧♡

ニンジンそっくりだけど、ニンジンでなければ食べてみようかって食べたのです。

🥕 🥕 🌞

その後もお兄ちゃんはどんどんネーミングを変えていきます。

でもね。お兄ちゃんがその前にやったことは、食べ物を否定する妹を全肯定したのです。

肯定することで妹の強い拒否感が緩和されていったのです。

その嫌いなものは何にもない!と言い切ることで安心感も受け取ったと感じます。

だからこそ、お兄ちゃんの楽しいネーミングが素直に入ってきます。

緑の豆は”飴玉緑”と言って、地球の反対側では、それが空から降ってくるとても珍しい食べ物だと伝えたのです。

これって付加価値ですよね。

この言葉で妹は豆に関心を持って1個か2個かじった後「ん?なかなかいけるかも」。

ってたべたのです。

お子様の食べず嫌い偏食にお悩みの方に届けたい絵本です。

 

ぜったいたべないからね

作:ローレンス・チャイルド

訳:木坂涼

フレーベル館

お母さんってスゴイって感じた絵本

子どものころ誕生日をあまりしてもらったことがなかった私は、このまいにちまいにちたんじょうびという発想が羨ましいなぁ~と思いました。

🎂 🍰 🎂

まいにちまいにちたんじょうびをして欲しいと思った

5歳のいっこちゃんのお願いにお母さんは条件付きで同意します。

その条件は、ケーキをいっこちゃんが作ることでした。

そして、その工程をお母さんは、しっかり見守ってくれます。

さてさて、お誕生日と言えばプレゼント必須ですよね。

🍸 🥄 🔪 🥢 🍷

ワクワクしながらプレゼントを受け取る姿が想像できます。

いっこちゃんは大喜びです。

しかし、毎日?

ある日お母さんはいっこちゃんがまいにちまいにちたんじょうびを中止する提案をします。

勿論いっこちゃんは中止を受け入れます。

その代わりいっこちゃんがお母さんから貰ったものがホット心温まる思いです。

(⋈◍>◡<◍)。✧♡

お母さんってスゴイって感じた絵本です。

まいにちまいにちたんじょうび

正高もとこ

偕成社

穴の開いた訳が分かった絵本

生活の中に沢山の穴あきがあり、それぞれ理由があって穴があります。

あな あな はてな 何の穴

どうして開いた?こんな穴

長い棒に生地をつけ

クルクルこんがり焼いていく

棒を取ったら出来上がり

ちくわの穴は長い穴

という感じで穴の出来た訳を説明してくれています。

ちくわ・ドーナツ・パイナップル等々

○ ◎ 🍩 🍍 🍞 ◎

この

あな あな はてな 何の穴

どうして開いた?こんな穴

の語りのテンポの良さは読んでいても楽しいです。

さてさてパンの穴はどこにある?

そして、この絵本以外の穴の開いた食べ物を探してみました。

バームクーヘン イカリング オニオンリング

それからトローチ。トローチと言えばお菓子には穴のあいたもの色々ありますよね。

まだまだあります。

タケノコの種類は沢山ありますね りゅうきゅう イタドリ フキの種類もあります。 まだありそうです。

穴の開いた訳が分かった絵本です。

あな あな はてな

作:はらぺこめがね

アリス館

ワクワク気分で読める絵本

砂遊びって大好き💕

と言っても私の近くの公園の砂場は消えています。

原因と思われる事には衛生面(動物の糞尿)とか危険のリスクとかあると思います。

子どもを守るという事では大切なこと事だとは思いますが?

なんとも淋しい思いも隠せません。

海に行って砂遊び出来ないという事も起こっているようです(T . T)

砂遊びは子ども達の創作力や想像力や発想力など育ててくれます。

砂遊びでいいなぁ〜

と思うことに直ぐ壊れる、壊せる事があります。

さてさてこの絵本は

シャベルを持って砂場に行って

そうそうバケツも大事

そしてコレ コレ

砂だらけのバケツに

よいしょ! よいしょ!

と水運びです。

ドボ〜ンと砂の上にかけます。

わぁ〜

この砂が水を吸い上げる感じもいいですね💖

遊びに堪能した証拠は手も足も服も砂だらけ。

ワクワク気分で読んでしまう絵本でした。

どろんこ どろんこ

ぶん:わたなべしげお

え:おおともやすお

福音館書店

 

いわちゃんと僕は友達です。

ある日、いわちゃんのお父さんが亡くなりました。

いわちゃんの家ではお父さんが、⛰山で傷ついたフクロウを保護し飼っていました。

🦉  🦉    🦉

しかしお父さんが居なくなると、その🦉フクロウを山に放しました。

いわちゃんがどんな思いででその🦉フクロウを放したかと思うとちょっと切なくなりました。

ある日、いわちゃんはゴンゴロ山に行くことにしました。

何故かというと、ごんごろ⛰山にはお父さんの木があるのです。

 

それは、いわちゃんのおとうさんへの思い・同時にフクロウへの思いでもあるように感じます。

お父さんの木、それはおおきなクヌギの木

木の肌はゴツゴツしていて子ども二人が両手を繋いでも囲むことが出来ない位大きくて存在感を表しています。

 

その思いを友達として寄り添っているような男の子同士の友情ほのかで温かいなぁ~と思いました。

男の子同士のほのかな友情を感じた絵本です。

おとうさんの木

さく:最上一平

え:長新太

教育画劇

視点を変えることも必要と思った絵本

一年に一度だけ人間からウサギになるというお話です。

それもいつウサギになるのか朝起きるまで分からないのです。🐇

こんなことが現実に起こると動物とお話ができるのでいいなぁ~と思う反面、犯罪も起こりそうと怖くなったりしますが、ここは絵本の世界です。

見方を変えると自分の価値観が変わるかも知れません。

そんなことを思いながら何回も音読しています。

この町は東京の隣にある大きな森があって自然豊かなまちです。

この町だけが一年に一回だけ全員ウサギになるのです。

うさぎになっていいことは、学校では勉強はありません。🐇

給食は普通なので野菜しか食べないウサギは残してしまいます。🐰

 

ウサギになって困ることも沢山あります。🐇

ドッチボールは手が短くてボールが投げれないとか、かくれんぼしたら見つからないとか。

🥎  🥎  🥎

でも動物と話ができるので学校で飼っているウサギが問題に思っていることを解決出来たり、タヌキさんの困っていることも相談にのれます。

勉強、給食、運動など普段と違う視点で取り上げられています。

そして、みんながウサギになることで町がどんどん良くなっていくのがいいなぁと思いました。

😌 (⌒∇⌒) 😌

視点を変えることも必要と思った絵本です。

一日だけのうさぎ

ぶん:原智子

え:こばようこ

くもん出版

絵本を開けると大きなクマさんが現れます。

クマさん クマさん 茶色い クマさん、
なに みてるの?

🐻  🐻   🐻

するとクマさんは

赤い鳥を見ているのと答えます。

🐦   🐦     🐦

そして、次のページには大きな赤い鳥が画面いっぱいでてきます。

この絵本は読み聞かせしながらお子様との会話のやり取りが楽しめそうです。

 

🐎  🦆  🐸  🐇  🦊

この問答は日常生活にも取り入れられそうです。

また同じ赤でも色彩が変化しているので、色に興味を持ってくれるかもです。

お子様との問答遊びができそうな絵本です。

くまさんくまさんなにみているの?

作:ビル・マーチン

絵:エリック・カール

偕成社

ユーモラスな星の絵本

お星さまが台所にいっぱい、いっぱいあるのにびっくりしました。

まずは、梅干しってどんな星

梅干しって どんな星

お婆ちゃんが隠していた壺いっぱいのおほしさま 

すっぱい すっぱい おほしさま 

成る程 ☆ ☆ ☆

素敵すっぱい

そして星‼と干し‼こんなに世界が広がるの?

煮干しはお鍋に入れる天の川ってなんて素敵でしょう。

🍲   <゜)))彡

画面いっぱいの星に癒されます。

空の星も台所の干しも夢が広がっていいな~

私の願い☆流します。

子どもにも大人にも絵本の良さを届けたい

ユーモラスな星の絵本です。

おいしいおほしさま

作;林木林

絵;たごもりのりこ

すずき出版