あ~あ!

いたずらをしたマックスはとうとう夕食抜きで寝室に放り込まれた。

そして自分の世界に入っていく入り口を見つけます。

部屋の中に木がにょっきにょっきと生えてきて森になり

波が押し寄せ海になるのです。

そして、冒険に出掛けます。

そうです。

マックスの作った世界はかいじゅうたちがいるところでした。

マックスはかいじゅうたちに負けません。

かいじゅうたちに認めらて得意になったマックスです。

 

誰も認められたいと思うのは自然の法則です。

その承認欲求は大人になった私も持っていました。

誰かに振り向いてほしくて、でも自分では気が付かない欲求

マックスの豊かな発想力とかいじゅうたちと想いのままに遊ぶのでした。

そして最後はやはり・・・

心に出来たポッコリの穴が埋まるような感じがしました。

心の穴がが埋まるような感じがする絵本です。

かいじゅうたちがいるところ

さく:モーリス・センダック

やく:じんぐうてるお

出版社:富山房

「あたし、死んじゃったの? もう! 死ぬ時までおっちょこちょいなんだから」

と死を取り扱っているのにこの軽いノリに微笑んでしまいます。

ママが急にいなくなった4歳のかんたろう君の不安や戸惑いを感じることができます。

両親も兄弟も見送った私にはこの単調な言葉のやり取りの中のママやかんたろう君やお婆ちゃんの表現しきれないものを感じます。

家族の死を受け入れるのには時間が必要です。

突然死の場合は自分自身に準備が出来てないので、同じ兄弟の死でも受け入れるスピードが違いました。

上の兄は素敵なお嫁さんを見つけていたので幸せも沢山共有出来た家庭がありました。

そして癌である兄に兄嫁さん子どもさん達も向き合ってくれていると感じていましたし感謝もしていました。

そして、私も覚悟はできていたし兄も幸せな人生だったのではと感じていたので死を受け入れることができました。

しかし、下の兄は突然死だったので受け入れるのに随分時間がかかりました。

そういえば母親の時は高校生で、死ということは理解できても日常生活の中で、母親が居ない現実が社会生活の障害となっている辛さを感じていました。

そして長い年月を得て、今はお婆ちゃんも、両親も、兄たちも私の一部として存在しているように感じます。

中でも、母親が一番近い距離だと思います。

おばけになっちゃったママの愛情を強く感じました。

ママの強い愛情を感じる絵本です。

ママがおばけになっちゃった

さく:のぶみ

出版社:講談社の創作絵本

この絵本は題名のとおりありがとうが沢山出てきます。

ニワトリに、朝食のゆで卵に、お日様に、と身近に存在しているもの物の全てに感謝します。

感謝の気持ちをありがとうで表現しています。

あがりとうって言ってもらうと嬉しいです。

ところで、ありがとうと言ってもらってらお返事はどうされますか?

返事としては”どういたしまして”ということですが、私はなかなかそのどういたしましては出てこなかったです。

ついつい否定的になっていました。

今は素直にどういたしましてとか、お役に立てて嬉しいとか言えるようになっています。

そして、一番多いのはこちらこそありがとうございます。かな?

感謝の気持ちを受けっとたら、愛を込めて感謝の気持ちでお返ししたいと思っています。

ありがとうって言ってもらったら否定せずに受けって欲しいと思います。

ありがとうには愛が詰まっていると思っています。

宇宙の全てのものにありがとうの気持ちがいっぱいになりました。

まずは一番身近に私を支えてくれている夫に愛を込めてありがとうを送ります。

感謝の気持ちを伝えたくなる絵本

 

 

ありがとうのえほん

さく:フランソワーズ・セニョーボ

やく:なかがわちひろ

出版社:偕成社

ユーモアと発想力を楽しめる絵本

 

お小遣い値上げ交渉を絵と文で表現されています。

その発想のユニークな事に思わず微笑んでしまいます。

また、このエネルギーの高さにも関心しました。

小学4年生優太くんの挑戦が始まります。

お小遣い500円は少なすぎる。

値上げして欲しいけど、口ではお母さんに負けてしまいます。

そこで考えたのがポスターを作る事。

そう決心した優太君の頭の中で、絵を書く絵くんと文章を考えることばくんが現れ次々と発想を絵と言葉で繋いでいきます。

優太くんは真剣です。

その次から次へ出てくる発想力に、納得できることもあるし、感心することもあるし、突拍子な考えもあっりでユーモアたっぷりです。

ユーモアと発想力を楽しめる絵本です。

 

 

絵くんとことばくん

作:天野祐吉

絵:大槻あかね

出版社:福音館書店

かなしいとき時ってどんな時

仲間外れになった時

欲しいものがもらえなかった時

そんなかなしいときには どうすればいいのだろう

分かっているようで以外に出来ない事ってあったような

子どもが大切なものを無くした時

つい、ちゃんと片づけておかないからよ! とか

悲しんでいるのにお説教になったり

そして、そんな自分が情けないと思ったことも

子どもの心に寄り添った子育てって難しかったなぁ~

と振り返ります。

 

 

かなしいときは、子どもも大人も一緒です。

その気持ちを聴くお母さんが子どもに向き合っている感じがホットします。

絵本の最後は作者からの子どもさんへの対応の方法が書かれています。

かなしいときの対処方法が理解できる絵本です。

かなしいときには

文:コーネリア・モード・スペルマン

絵:キャシー・パーキンソン

訳:まきの・M・美枝

出版社:PHP研究所

幸福感に包まれる絵本

 

好き好き 大好き~

私は花が好き

そんな私を知っている夫がよく花を買って来てくれます。

私を思ってくれる夫が好き。

夫が好きって公表するのは、ちょっと恥ずかしい

でも本当です💗

連休中はゆりと芍薬でした。

明日からはカラーと菖蒲です。

好き 好き 好き

色んな物が好きと表現されています。

絵本のページが好きでいっぱいで

読んでいるとテンションが上がってきます。

絵本って読むだけなのに

だけなのに

自然に笑っていたり、泣いていたり、ワクワク感いっぱいになったりします。

こんなに好き好きと連発された文章を読むと自然に幸福感に包まれます。

大人こそ絵本です。

ぜひ幸福感に浸って欲しいです。

読むだけで幸福感に包まれる絵本です。

すきがいっぱい

さく:マーガレット・ワイズ・ブラウン

え:ガーズ・ウイリアム

やく:木坂涼

出版社:フレーベル館

 

もしかしたら、叶うはずがないと思っていた夢でさえも越えられるかもしれないのです。

そう💗

きっと貴女にしか出来ないことをするためにこの世界にいる。

その前兆を感じているかも

そしてこの絵本に出会ったのかも知れません。

なんて素敵な響きでしょう。

更に

何をするにも愛を込めて心の声が呼ぶ方へ進んでみよう

という所があって、ドッキリしました。

 

今の私の潜在意識に呼び掛けられているようです。。

私達が持っている何処までも限りない可能性の物語

貴女に読んで欲しいと思う、勇気を与えてくれる絵本です。

 

もしかしたら

さく:コビ・ヤマダ

え:ガブリエラ・バロウチ

やく:前田まゆみ

出版社:パイ・インターナショナル

戦争で故郷を追われた親子三人がたどり着いたのは、夏は暑く、冬は寒い東の国でした。

ある日お父さんはパンを買いに出かけました。

しかし、買ってきたのはパンではなく大きな世界地図です。

おかあさんの声は辛そうです。

男の子は腹が立って許せない!と思いました。

しかし、その地図が男の子の生き方を変えるのです。

目先の事しか考えられなかったころの私だったらどうだろう?

なんかスッキリしなかったかもと思えます。

物の考え方は生きる力に影響を与えます。

大人にこそ💗絵本をです。

父親の愛の深さを感じる絵本でした。。

お父さんの地図

作;ユリ・シュルヴィッツ

訳;さくまゆみこ

出版社:あすなろ書房

それぞれお子様達には手放せないお気に入りがあります。

縫いぐるみだったり、タオルや毛布だったり。

実はこれは心理学では移行対象と言います。

まあ欲求不満や不安を和らげるのに役立っています。

もしお子様にこのような行為があっても見守ってくださいね。

親以外の外の世界になれてくると自然になくなります。

この事を絵本を通して素敵に表現されていますね。

女の子とミケット(猫のぬいぐるみ)のお話です。

女の子はミケットが大好きです。

どこへ行くのも、何をするのもミケットと一緒です。

ある日お使いに行くことになりました。

勿論ミケット(縫いぐるみ)も一緒です。

ちょっと公園に寄り道して

お買い物している間にミケットが居なくなってしまいました。

さあ~大変!

最後の女の子とミケット夢物語も可愛い

移行対象が学べる絵本です。

 

おはようミケット

さく:パトリス・アリスプ

やく:やまぐちともこ

出版社:福音館書店

#おはようミケット

生まれてきてくれたことに感謝できる絵本

私の愛おしい子ども達へ

生まれてきてくれてありがとう。

子ども達はみな立派な大人です。

それぞれに人生を歩いています。

沢山の困難を乗り越えてきたでしょう。

沢山の決断をしてきたでしょう。

そして人生の意味に何度もぶつかり合い

自分探しをしてきたでしょう。

迷うことも人生を豊かにしてくれた事でしょう。

沢山の人に支えられてきたことでしょう。

そんな事を想いながら読みました。

 

神さまがね「生まれていいよ」って。

だからママを探しているの。

クマくんやゴリラやブタさんにも聞いてみました。

「僕のママ知らない?」

そして素敵なママを・・・

生まれてきてくれたことに感謝できる絵本です。

 

生まれてきてくれてありがとう

ぶん;にしもとようこ

え;黒井健